番外編11 プロに習ってよかったこと2つ

Breaststroke番外編

泳ぎと運転

平泳ぎのコツ

 中学生になったとき、泳げなかった。泳げない人は、ほんの数人だった。

今は小学校でプールの授業が熱心に行われ、たいていの子どもは、小学生のうちに泳げるようになるようだが。

   

 夏休みに、クラスの泳げない友だちと一緒に、スイミングスクールの1週間の講習を受けることにした。

   

女の先生で、とても丁寧に親切に教えてくれた。ここで平泳ぎを基本からきちんと教わった。

目からうろこだったのは、手で掻くのと、足で後ろに蹴るのを同時にやるのかと思っていたのが、そうではなく、足で後ろに蹴ったとき、手は前に伸ばして体が一直線になる瞬間があるということだった。
   

先生はこの一直線になる時間を長くとるように教えてくれた。おかげで平泳ぎのコツを習得し、ちゃんと泳げるようになった。

初めてプロに習った経験だ。

   

自動車運転免許

 もう一つは運転免許を取ったときだ。

すでに仕事をしていたので、自動車学校に通うとなると、朝早く起きて仕事の前に行ったり、仕事が終わった後で行かなくてはならない。

それはとても負担に感じた。それで、運転は夫から習うことになった。

   

 仕事が終わった後、毎日のように自動車学校の貸しコースで教えてもらったのだが、夫の教え方が、なんかわかりにくく、けんかしながら練習した。

50年ほど前のことだ。

   

 それでも仮免までは順調に進んだ。

段ボールで作った「仮免許練習中」の札をつけ、夫が隣に座り、いろいろなところを運転した。そうして路上の訓練はかなりやったのだ。

   

仮免許練習中の車

   

 しかし本免の試験になかなか合格しなかった。

車を走らせることにはずいぶん慣れたのだが、車庫入れ(方向転換)だけが、どうしてもうまくいかなかった。

夫の教え方は、だいたいこのぐらい寄せてから反対にハンドルを切って、みたいなもので、感覚がつかめなかった。

    

 自動車学校に行かなかったので、実技の試験はすべて試験場で受けた。

3回落ちて、もう永久に受からないだろうと、あきらめかけていた4回目。

   

試験の直前に、試験場の近くで「個人レッスンします」という看板を見つけ、受けてみることにした。 

そこは試験場に隣接しており、使わなくなった練習コースを利用しているようで、車は試験場のものと同じタイプだった。

   

教えてくれた人は、おじいさんではない程度の年配の人で、試験場の試験官の雰囲気に似ていた。

後に職場の人に聞くと、それはおそらく試験場の試験官をしていた人が、定年後にやっているんだろうとのことだったが、正確なところは分からない。
   

とても親切に教えてくれた。

車庫を左に見て、車を少しずつ前に出し、後ろの三角窓が支柱のところに来たら、ハンドルを切る、という具合に、目印をはっきりさせて、ポイントを具体的に教えてくれ、同じことを何回も練習した。

   

 いざ試験に臨み、教わった通りにやったら見事合格。

その時の嬉しさは忘れられない。やっぱりこういうものは、習うならプロだなあと実感した。

   

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