( 田植えから3か月経った ↑↑↑)
私の住む村も雨が続き、昨日ひさしぶりにお日さまが顔を出したが、これもそう長続きはしないらしい。
浸水や土砂災害に見舞われた方々は本当にお気の毒だ。
まして命を奪われた方々やそのご家族のことを考えると、胸が痛むと同時に自然の威力と残酷さを感じる。
雨そのものは自然の恵みで米作りには欠かせないものだが、
日照時間が短いこと、夏なのにカッと晴れず低温が続くことはピンチだ。
こちらでは、真夏なのにこたつを出したという家もあるし、うちはずっとストーブを炊いていた。
標高が500m以上あるせいで、稲の成長期にちょうど低温気候が重なった。
村の専門家は、このような気候のときは例年不作だったから、今年も不作だろうと言っている。
私たちが見ると一見わからないが、
やはり米作りのプロや長年稲作をやってきたお年寄りなどにはわかるようで、
実りも悪くなるだろうし味も落ちるだろうと言っている。
夏の低温で、あの「平成の米騒動」を思い出す。
お米が穫れず、
当時の政府備蓄米(23万トン)だけでは足りず
どこへ行ってもお米が手に入らなかった。
あのときは、日本のお米に近いアメリカ産米や中国産米があると聞くと、そのスーパーに飛んで行ったものだ。
この先、感染症の拡大もさることながら、いつ大地震や水害、火山の爆発などが起こるか知れない。
あってはならないことだが、よもや戦争にでもなれば水や食料などの備蓄は必須。
今から備えをしておかなければ……。
お米は作っているから安心、とはいかなくなったと思うと、こりゃ大変だな。
私は楽天的でなまけものなので、これからはもう少し危機意識を持って、自分のことは自分で守ることを考えねばと思う。
農林水産省
「お米が不足したことがありますか。」
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0306/03.html
「米に関するマンスリーレポート」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
なぜ新耐震住宅は倒れたか
コメント