パンが焼けました

The bread is baked 田舎暮らし

   
 20年ばかり前から、夫はパン作りを始めた。

朝早くから、ドタンバタンと叩きつけて生地を作っていた。

最近は歳をとって体力が衰えたせいか、生地作りはパンこね機に任せている。
   

今は週1回の割合で、ロールパンを12個焼いてくれる。

昼食はパンか麺類にしているので、だいたいこれで間に合う。

   

【ロールパンが焼き上がるまで】

初めに小麦粉を入れ、その上に砂糖、塩、イーストをそれぞれくっつかないように置く。

攪拌かくはんが始まったら牛乳を注ぎ入れ、生地が少しまとまってきたらバターを入れる。

牛乳を入れているところ

   

パンこね機の手引き書にある配合で作っている。

強力粉 300g
砂糖  30g
塩   5g
バター 30g
牛乳  210g
ドライイースト 6g

レディースニーダー KN-30 手引きより

   

 以前は白神しらかみ山地の天然酵母「白神こだま酵母」を使っていた。

当時は生酵母しかなく発酵温度の管理にも厳密さが必要で、八王子まで買いに行くなど、簡単に入手できなかった。

公式サイトによると今はドライタイプで取扱店が増え、オンラインショップもあり使いやすくなったようだ)
   

 現在は、ガスオーブンがないため温度管理が難しいこと、スーパーで簡単に買えるし安いなどの理由で、もっぱら「日清スーパーカメリヤ ドライイースト」を使っている。

日清 スーパーカメリヤドライイースト

   

   
こねる(15分)

こねているところ

   
 このパンこね機は、大正電機販売株式会社の「レディースニーダー KN-30」

最も安価な型で、7~8年前に購入。

※製品本体には「レディース」とあるが、公式サイトには「レディス」とある。
   

   

生地が出来上がったら、このまま蓋をして一次発酵(40分)

一次発酵中
一次発酵完了

   

48gずつ計量して12分割する

生地の分割

   
布をかぶせて10分間のベンチタイム(生地を休ませる)

   

成形

しずく形にしたものを延ばす

   

くるくる巻いてロールパンの形に

   

この中で二次発酵させる

発酵箱

 この発酵箱は「わが家でつくるこだわり麹」という本を参考にして作った。

(永田十蔵 著 農山漁村文化協会(農文協)発行)

※夫は10年以上前に購入しましたが、今は「ペーパーバック」という形式になっているようです。

わが家でつくるこだわり麹

   
   

もともと麹を作るためのもので(本には「麹箱」とある)、それをパン生地の発酵にも使用している。

甘酒や味噌を作る時の麹も、この箱で作っているとのこと。

箱の中には炬燵こたつのヒーターが入っている。

発酵箱の中

   
1時間経ったら見て確認、良ければ発酵完了。
   

成形した生地を箱の中へ入れる
二次発酵が終わったところ

   
   

つや出しの卵を塗る

紙ナプキンを折りたたみ切込みを入れたものを、使い捨ての刷毛はけとして使っている。

   

これは「森のロケットストーブ」というものにオーブンを載せたもので、「鉄の仕事屋」の製品。

ロケットストーブに火を入れたところ

   
ストーブとオーブンは別売り。

炭や薪を入れて炊く。

   

   
 それまでは室内の薪ストーブの中に入れて焼いていたが温度調節が難しいため、最近購入した。

初め室内に置き、煙突を窓から出して使ってみたものの、

どうしても煙ってしまうことや、ストーブの下が熱くなることからボイラー室に置くようにした。

1回目のみ煙臭けむくさかったが、2回目以降は問題なく使えている。

(追記)屋外でのみ使う製品でした。失礼しました。

   

(これと最初のアイキャッチ画像は、ボイラー室に置く前に撮影しました)

オーブンに入れる

12分ほど焼く……
   
   

いただきます!

   

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