番外編19 私が選んだクリスマスソング

Christmas lights 番外編

クリスマスの思い出とクリスマスソング 

クリスマスの一番古い思い出

 クリスマスの一番古い思い出は、小学校に上がる前の歳のこと

東京から母の里に移ったばかりのとき、母はクリスチャンだったので、女学生時代にお世話になった教会に、私と妹を連れて行った。

いわゆるクリスマスページェント で、子どもたちが劇をしているのを見た。
   

注 クリスマスに子どもたちが演じるキリスト誕生の劇

   

小さい女の子が「わたしは、イエスさまに、にんじんをあげます」と言って、人参を差し出したのを覚えている。

なぜ人参なんか、あげるんだろうと思っていた。

   

   

帰りに牧師さんのお宅を訪問し、母が私たちを紹介した。

奥さんが、きれいな厚紙で作った長靴にお菓子が入ったものをくれた。

   

 小さい時は、口移しに「ジングルベー、ジングルベー、ジングルオーザウエー」と歌っていた。

   

子どもの頃から、様々なクリスマスソングを聞いてきた。

初めのうちはいい歌だなあと思っていたものも、今になると、さほどじゃないなあと思ったりする。

たとえば、「ホワイト・クリスマス」は初めて聞いたとき、うっとりして大好きだったが、今聞くと、なぜだかちょっとつまらない感じがしてしまう。

   

 今好きだなと思う歌を、自分中心的に選んでみた。

1 子ども歌から

「あわてんぼうのサンタクロース」

 小さな子どもたちが声をそろえて歌うのを聞くと、とてもかわいい。

   

「Deck the Halls with Boughs of Holly」 (邦題 ひいらぎかざろう)

 日本語の歌詞がいまいちなので、英語で聞いた方がいい感じ。

 昔、ハリー・べラフォンテが歌うのを聞いたことがあり、素晴らしかった。

   

「ママがサンタにキッスした」

 名曲だ。

 ジャクソン5が歌っているのは、マイケルの可愛くて澄んだ声、歌のうまさが抜群だが、メロディーが少しアレンジされているようだ。

 ジミー・ボイドが歌っているのは地味だがオーソドックスで、私はこっちの方が好きだ。 

   

Jimmy Boyd – I Saw Mommy Kissing Santa Claus 1952 ジミー・ボイド「ママがサンタにキッスした」

   

2 洋楽から

「ラスト・クリスマス」

 覚えやすくて気持ちのいい曲。ワム!の若々しい声が心地よい。

   

「恋人たちのクリスマス」

 マライア・キャリーの歌唱力に圧倒されてしまうが、やはり名曲だと思う。

   

Mariah Carey – All I Want For Christmas Is You (Official Video) マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」

   

「Happy Xmas (War Is Over)」

 涙なくしては聞けない、ジョン・レノンの名曲。次元が違う。

   

3 J-POPから

「クリスマス・イブ」

 今や、クリスマスソングのスタンダードナンバーだ。

いつになっても色あせない。山下達郎のセンスがいっぱいの曲。

   

「白い恋人達」

 桑田佳祐の歌はどれも好きだが、クリスマスにちなんだこの歌も桑田節満載。

最後のフレーズの音程をとるのが、結構むずかしい。

   

桑田佳祐 – 白い恋人達(Full ver.)

   

「いつかのメリークリスマス」 

 B’zの曲の中でもゆっくりめのバラード調だが、情感たっぷりに歌い上げている。泣かせる曲だ。

 余談になるが、山下達郎やB’zの稲葉浩志の高音が大好きだ。

この二人の歌を聞いていると、スタイルは洋楽だが日本人的な情感を揺さぶられる。

   

4 讃美歌から

 讃美歌にはクリスマスの歌が昔からいっぱいあって、よく知られているものも多いが、聞きなれすぎた感じがある。

その中でえて一つげると……

「オー・ホーリーナイト」(O Holy Night)

もともとはフランスの歌(「Cantique de Noël」)だが、一般的には「オー・ホーリーナイト」という英語で歌われることが多い。

これは日本語より英語で聴いた方が、耳に心地よいと思う。

私は女性のきれいな高音で歌うのが好きだ。

   

Cantique de Noel

   
   

Christmas Collection カーペンターズ

   

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