クリスマス・イブに心臓手術 その7
みなさまお久しぶりです。
昭和こぼれ話1を先にアップしてしまい、順序が逆になりますが、術後3か月の健康状態をご報告します。
体調
毎日計っている血圧は、退院直後は、上が130~140ぐらいでアップダウンしていた。
最近は110~120程度で安定している。
体重は、なかなか40キロに届かない(身長155cm)
肺に溜まっていた水はほとんどなくなり、かなり楽になった。
息切れ、咳などはまだ残っていて、体力の回復にはまだ数か月かかりそう。
薬
初めのうちは、肺に溜まった水を排出するための利尿剤や、むくみを取る薬、
心臓の負担を軽くする薬、胃薬、血液をサラサラにするワーファリンという薬など、いろいろ出ていた。
現在は、心臓の負担を軽くする薬だけになった。
ワーファリンは、弁置換術で人工弁になった人が飲む薬。
カーボン製の機械弁を用いた場合は、一生飲み続ける必要があるが、
私は牛や豚の弁を利用した生体弁のため、3か月で終了となった。
食事
心臓の問題だけでなく、動脈硬化が進んでいると言われ、塩分、油分などの摂りすぎに気をつける必要がある。
退院してからは、努めて塩分控えめで薄味にしている。
この薄味にすっかり慣れて、たまに、スーパーで焼き鳥を買って食べたりすると、なんて味が濃いんだろうと思うようになった。
また、揚げ物は一切食べていない。
ワーファリンを飲んでいる間は、ビタミンKを含む食材がその効き目を妨げるため、納豆・青汁・クロレラは厳禁、
青菜やブロッコリーなどは少ししか食べられないという縛りがあり、やっかいだった。
今それから解放され、なんでも食べられるようになった。
食欲はずっと旺盛。
ここで、おすすめを一つご紹介。
★長期保存おかゆ
災害時の非常食として娘が送ってくれたもの。
退院直後は、おかゆでないと喉を通らなかった。
それで、この非常食をたべたところ、なんともおいしいので感激。
温めないで常温のままでも、お米の風味が味わえる。
おかずがなくても、どんどん食べられる。
私はもともとおかゆが好きだが、おかゆがちょっと苦手という人も、きっとおいしく食べられると思う。
体力が落ちた時、食欲がない時、お昼時だけど適当な食べ物が無いなあというときなど、このおかゆに、おかかと梅干でものせて召し上がってください。
おすすめです。
贈り物としての見た目はたいそう地味ですが、もらった人はきっと喜ぶんじゃないかなあ…… 😊
家の中の家事
洗濯、炊事など、途中休憩を入れつつ、ほぼ普通に行っている。
身をかがめると咳込むので、雑巾がけなどはしていない。
買い物
うちから400mほどのところにあるスーパーに、買い物に行けるようになった。
術後1か月ほどのときは息が上がってしまい、最低限度のものを買ってくるだけでやっとだった。
現在は、銀行に寄ってから買い物とか、郵便局に寄ってから買い物などができるようになっている。
ただし、重いものを持って歩くのは無理なので、それは夫に頼んでいる。
一度、大根、人参などの根菜を買って運ぶことにチャレンジしたが、背中や胸が痛くなってしまったので、まだ軽いものだけにしている。
会話
今回のことがあって、話をするためには酸素がたくさん必要なんだということが改めてわかった。
人と相対して一定時間会話をすると、息苦しくなってくる。
電話だと、寝っ転がって話すことも可能だが、対面しているとそういうわけにもいかない。
例えば、役所の窓口で、いろいろと問い合わせたり、説明を聞いたりしているうちに息が上がってきて、きつかった。
階段を急いで上がってすぐに話をしているような感じになる。
楽に会話できるようになるまでは、もう少し時間がかかりそう。
気持ち
私とほぼ同じ時期に手術を受けた方が、退院後1週間ほどでお仕事に復帰され、今ではほとんど元通りに仕事をされているという。
自分はそこまで回復していないことが憂鬱だった。
その方は私より20歳ほどお若いが。
しかし、手術前にドクターから受けた説明のメモを最近見て、半年ほどは体力が落ちると書いてあったので、「あ、そうだったか」と納得した。
マイペースで体操などをしつつ、急がずに体力の回復を待ち、徐々に活動範囲を拡げていければいいと思っている。
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